Vol.2 「生きていこうという力が生み出すもの。」

実はつい最近知った事があります。

私に広島県出身で幼少期に原爆によって被爆経験した義理のおじさんがいて、

原発事故を心配し、妻の実家に電話をしてくれていたという事を。

電話でこんな事を話してた、というのを聞いたので印象深い言葉をお知らせします。


「心配な事もあるけど、毎日毎日生きていれば俺みたいにいつの間にか

歳をとっているかもしれないよ。

俺なんて小さい頃、被爆してるのに今も生きてるんだから。

先の事なんて誰にもわからないだろう?。心配すんな。」といった内容の電話でした。

私はその話を聞いてなんか不安な気持ちが楽になりました。


「毎日毎日を生きていれば.....」

私が想像する以上のすさまじい状況を経験しながら、

おじさんは毎日毎日生きてきたのでしょう。

そんな方が言う毎日毎日を生きるという言葉には重みを感じてしまいます。

どんな思いで生きてきたのでしょうね。


福島県は放射能がクローズアップされる機会が多いですが、

福島県民は津波によって大事な家族を亡くされた方、

住む家を失ってしまった方、仮設住宅に住んでいらっしゃる方、

県外に避難された方、県外避難を迷われている方、

県内で復興、再生にご尽力されている方などさまざまです。

 

それぞれが違う状況、思いで毎日毎日を生きているのだと思います。

ほんの何分、何時間でいろんなものを失ってしまった。

 

でも生きていこうという気持ち、その気持ちが生み出す力は共通だし、

失ってほしくない。というのが私の願いです。


私達家族は県内に住んでいますが、私も父親なので放射能の情報は正直、

気になりますし、放射能の健康的影響も否定しません。

 

ただ、せめて気持ちだけは放射能に汚染されたくないのです。

健康を第一に考えれば、自分の選択が良いのかどうかはわかりませんが、

この地で生きる為にはどうしたら良いのかを考え、行動していけたらと思っています。

(小学校、地域の除染活動には参加しました。)


精神論が放射能汚染を解決できるとまでは言えない。

でも、最初から放射能に気持ちが負けてたら減らす事もできない。


福島県の現状はすぐ解決する問題ではありませんし、

現実を受けとめなければならない事もあります。

 

何年かかるのか?放射能の影響は実際どうなの?など

不安要素はいろいろあります。

先が見えないのも現実。

 

でも、私は生きていこうという気持ちが生み出す力、

その可能性を信じて、毎日毎日生きていきたい。

 

繋がる事で増幅させたり、与えたり、与えられたり、

そんな生きていこうという気持ちが生み出す力を信じて。

 

先の事なんてわからないのであれば

逆に変える事も作る事も可能ですから。

 

おじさんの言葉を聞き、感じた、自分なりの思いも伝えさせていただきました。

 

これが今の私のリアルです。

 

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