Vol.5 「正反対の答えをどっちも応援したい。」

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10月初旬。

 

LIVE福島の余韻を残したまま、

東京にいる自分には何ができるのかを見い出せずに、

ちょっと焦っていたりもして。

 

思い切って福島リアルのコミュニティに参加させてもらった。

 

あの日から、いろいろ解ったことがあったと、

今すごく実感している。

 

これはあくまで東京在住の人間の感じたコト。

 

なので、福島で生活してるみんなと視点は違うと思うのだけど・・・

正直、あの日あの場でみんなの話を聞くまで、

やっぱり私の中にも、福島は危険な場所なんじゃないか?って

拭えない不安というか、疑問というか、そういうものがあったのは事実。

多分、未だにどうして避難しないのか?理解してない人が、

県外には多いんじゃないかと思う。

 

仕事や経済的な負担や、そういう生活に密着する問題を

解決するのは大変だからだろうって、

漠然とは頭ではわかっていても、

でも命には変えられないじゃないかっ・・・

って、3月・4月頃の考えから進んでないんだと思う。

 

私もそうだから、大きなこと言える立場じゃないんだけど、

東京にいると、放射線量のこととか、考えなくても生活できちゃってて。

 

心配だけど、TVやネットで見る専門家と言われる人たちの言葉だけが、

判断材料で、それ以上に深く調べたり、勉強するってことをしてない。

(もちろん、してる人もいるんだろうけど。周りにはいないかなぁ。)

 

だから、10月のコミュで「福島で生活してたって大丈夫だ」

という発言を聞いた時、その瞬間は正直、驚いた。

 

でも、話をいろいろ聞いてみて、

あぁ、みんなちゃんと自分で調べて、勉強して、

その上で自分で判断してるんだってわかったから、

そうやってココで生きてるんだなって、

あの場で初めて知って、納得できた。

 

そういう人もいる中で、まだまだ不安もあるし、本当に大丈夫なのか?

その狭間でまだまだ揺れている人がいるのも、当然だとも思った。

 

今の福島の実情って、外の人には想像し難いんだと思う。

というか、想像できてないんだと思う。

 

知るには、そこに行って、そこに住む人と話したり、繋がってみないと、

わからないコトが多過ぎる。

 

みんなが初めて遭遇したことだから。

 

そんなことに、私はやっと気付けた。

 

LIVE福島の時、「福島は安全だ」「福島は元気だ」ってことを伝えたいって

言葉にすごく違和感を感じてた。

 

「危険じゃないなんて言えない」そう思ってた私には、

なんでそんなコトが言えるのか?わからなかった。

 

でも、コミュに行ってから、ちょっとわかった気がした。

 

今は「元気だよ!遊びに来てね!」って、胸張って大声で言える。

 

だけど、私は結局東京に戻ってしまうから、

福島に住む人の気持ちを100%理解するのは、絶対無理なんだと思う。

 

でも、そこに住む人たちの気持ちがあってこその復興であり、支援だと、

絶対にそう思うから、「知りたい」って思う。

 

知らなきゃ、何もできないし、して欲しくないって思う。

 

その上で今思うのは、例えば友達2人が正反対の答えを出したとしても、

どちらが正解かなんて、わからない。

 

その人その人の立場によっても、出す答えは変わってくると思うし。

だから、私はどっちも応援したいって思う。

 

それは、とても軽々しく聞こえるかもしれないけど、

避難するもしないも、どっちも間違いじゃないって、本当にそう思えるから、

どっちも応援したい。

 

みんな、本気で向き合って出した答えを、そのまま実行できる環境が、

出来上がればいいな~って、漠然とだけど思ってる。

 

それを、内からも外からも応援しあえるそういう環境が。

 

そして、今の福島を沢山の人に知ってもらうってことは、

すごく重要なのだと思う。

 

実情を知らないから、理解ができないのだと思うから。

 

そういう意味でも、先日のボーイング787の企画はタイミング的にも、

重要な意味があった気がしてる。

 

自分に何ができるのか?

 

具体的なことは、まだまだ探している最中。

 

一個人ができることは本当に小さいけど、無力だなんて思ってない。

 

ただ福島へ行って、みんなと話して、実情を知るということが、

私にとっては重要であり、自分にできる何かを探す、大きな力になっている。

 

これからも繋がり続けていきたい。

 

私の故郷は福島しかないのだから。

 

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