Vol.16 「福島でオリンピックを!」 

私にとっての故郷、郡山。福島県。
もともと地元が大好きだった私にとって、
この土地、ここに生きる人々、街そのものが、どんなにかけがえのないものだったのか。
それを改めて、強烈に思い知らされたのが今回の震災でした。

都内で勤務していた私は、震災と原発事故以降、

どうしてもそれまでの生活を送ることができなくなり、
大好きな故郷で生活したいという想いが抑えきれず、福島へ帰って来ました。

とにかく何か、何か行動しなければ。

という焦りでいっぱいのとき、偶然見たNHKの番組「青春リアル」で、

この「福島リアル」の存在を知りました。


ここに参加する前の私は、非常に暴力的で、危険な考えを持っていました。
それからメンバーの皆さんとの意見交換や、雑談を重ねる中で、

徐々にその気持ちは落ち着いていき、

もっと冷静に物事を捉えるよう心がけるようになりました。

 
しかしまだ、行き場のない怒りはなくなっていませんし、

もちろん「何か行動をしなければ」という気持ちは変わっていませんが、

考えても考えても、明確な結論は出ていません。


その結論は出せなくても、出そうとし続けることが大事だと思っており、

その行動のひとつがこの「福島リアル」への参加だと思っています。

もちろん汚染による健康被害の不安は決して少なくありませんが、
私にとっては放射線量の数値を気にし続けるストレスや、

経済的な負担よりも、それ以上に郡山で、福島で生活できる喜びの方が大きく、

今の生活は非常に充実しています。

私は現在、郡山市役所の臨時職員として勤務していますが、

震災や原発事故に直接関わる業務はとても充実感があります。


臨時職員という立場ながら、まずは郡山から福島を元に戻していくという使命感を

勝手に持って日々業務に励んでいます。。

 
いつの日か、福島でオリンピックを開きたいのです。

 

 

Twitter(#福島リアル)

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