Vol17. 「放射能と生活」 講演会を聞いて

先日、友達に誘われて、

「放射能と生活~福島の農業発展につなげるために必要なこと~」と題された、

茨城大学教授、高妻孝光先生の講演を聞いてきました。

 

高妻先生は、大晦日夜の「朝まで生テレビ」にも出演され、

この講演会を開催された農家の藤田さんも、同じく出演されています。

 

講演は天然、人工の放射性核種の話から、放射線の種類、

ニュースに報じられるベクレル、シーベルトという単位の中身、

身近に存在する被ばくの話まで、約2時間半、

見事に聞き入ってしまいました。

 

なかでも、放射性核種の違いで、年齢による影響の差があることや、

体外に排出される時間のことなどは、勉強不足のところでした。

 

講演の後、質疑応答があり、

私も子供たちが身に着けるガラスバッチの数値に関すること、

普段の生活、仕事のことなどをお答え頂きました。

 

次の日の朝、興奮冷めやらぬうちにと、

先生にお礼とごあいさつのメールを送らせて頂きました。

以下、一部割愛していますが、私の気持ちを載せられたと思います。

 

 

高妻 孝光様

 

昨日は、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。

 

震災後、福島リアルという集まりに参加しており、そのつながりから、

高妻先生や藤田さんを知るきっかけとなった、

年末の朝まで生テレビにも参加させていただきました。

 

私、原発事故後、16日に家族を連れて一時、郡山を離れておりました。

 

結局、何が収束かもわからず、地元のことが心配になり、一週間で戻りました。

その間も会社の同僚たちは、震災で壊れた屋根を直していました。

 

もちろん、私も帰った後は、屋根に上がり彼らと同じ仕事をしているのですが、

あの時、一週間逃げたということを私の中で、ずっと引きずっている部分があります。

 

自分がどうして放射能の知識をいくらかでも知りたいかといえば、

一番は子供たちのためです。

 

私とこの町で暮らすことで、子供たちにどんなリスクがあるのでしょう。

また、これから先日本中、世界中を飛び回ってほしい子供たちに、

この、いくらかの被爆が決してマイナスになってほしくない。

 

親である私が、正しい知識を持てば、正しいことを教えられるし、

子供たち自身も、将来、自信を持って行動できると信じています。

 

そして、身近な人たちにも知ってほしい。

 

現場の職人たちは、いくらかの不安がありながらも、気にしていたら仕事にならんと、

なかなか数字に目を向けようとはしませんでした。

 

事故後も屋根に上がり、雨どいの土を取り除き、瓦を剥がし、

被ばくのリスクを鑑みず、仕事をしています。

 

自分も、危ないからやりませんとは言えませんし、

むしろ率先して屋根に上がるほうです。

 

そんな時、いくらかでも知識があれば、無理なことはしなくなるだろうし、

効率よい仕事の段取りもできると思うのです。

無用な被ばくも避けられるのではないでしょうか。

そんな思いの中、講義を聞かせていただきました。

 

初めて出会った言葉もありますし、ついていくのがやっとでしたが、

メモしたことを、復習したいと思います。

 

講演を聞いた職場の上司も、押しつけられる感じがしなくて良かったと申しております。

 

こんど機会がありましたら、ぜひ、現場にお越しください。

屋根の修理や、雨樋、外壁の修理、新築。

職人たちがどんな状況で働いているかを見ていただけたらと思います。

この度は、本当にありがとうございました。

ツイッターなど、また拝見させていただきます。

 

以上がそのメールでした。

 

またこれからも勉強を続けていきたいと思います。

 

そして、こういう機会を与えてくれた友達の木に、感謝です。

 
 

 

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