Vol.19 「震災から間もなく一年」

 

福島をずっと見てほしいブログ『Vol.19』

 

震災から間もなく一年の思いを

私たちに送ってくれたメッセージを紹介します。

 

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関東の大学に通う私。

 

でもあの日は福島の実家にいた。

 

震災前、私は帰省の度に福島のお菓子を

お土産に買って、大学の友人に渡していた。

 

だけどあの日以来、友人の反応が怖くてお土産のお菓子が買えない。

 

私が「今度の連休は実家に帰ろうかな」と言うと、

周りは「なんでわざわざ放射能だらけの危険なところに行くの?」と聞いてくる。

 

なんでって… どんな状態になっても私のふるさとは福島だ。

高校卒業までの約18年生活してきた大切な、愛するふるさとは福島しかないんだ。

 

それに、実家には両親も弟もいる。同じ街で恋人も友人も生活している。

私の帰る場所は福島なんだ。

 

そんな私は只今 就活真っ最中。

面接官の心ない言葉に会場から出ていきたくなるような思いをしたこともあった。

 

このくらいのことで…って思う人もいると思う。

社会はもっと厳しいからいちいち気にしてたらいけないのかもしれない。

 

だけど…ふざけるなと思った。

すごく悔しかったし悲しかった。

なにニヤニヤしながら言ってるんだよって思った。

 

福島を離れての大学生活。

この1年間、さまざまな人の心ない言葉や行動に

悔しい思いも悲しい思いもたくさんした。

 

でも、きっと世の中そういう人ばかりじゃないって信じてた。

だけど…心ない人に出会う度に感じるこの気持ちはやっぱり消えない。

 

それらのつらさや悩みを話したくても、誰にも言えなかった。

福島で暮らす家族や恋人、友人のほうが

何十倍も何百倍も大変だとわかっていたから。

 

私がいる席では震災の話を避けている大学の友だち。

それなのに私がこんな話をしたら悪い気がしてダメだった。

それに彼ら、彼女らが心ない言葉や行動をしていたことがあったから。

 

まもなく1年になるけれど、

復興や原発事故など全てが終わったわけじゃない。

 

みんなの傷が癒えたわけじゃない。

 

周りの人にはそのことを忘れないでいてほしい。

 

 

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この事故で心を痛めている人は、

福島にいる人だけじゃない。

 

福島に帰ってきたときは、ゆっくりして、

気持ちを預けていって欲しいです。

 

同じ思いを持った仲間たちがたくさん待っています。

 

明日で震災から一年。

 

何も終わっていないけど、今まであった大切なもの、

あの日から生まれた大切なものに、

感謝する一日にしたいです。

 

 

 

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